漢方コラム

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漢方とエネルギー

漢方とエネルギー 三焦と精1

19年08月23日

「五臓六腑」という言葉を漢方ではよく使います。人の内臓全体を表しています。

五臓は肝・心・脾・肺・腎、そして六腑は胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦(さんしょう)を言います。

唯一実体のない内臓が三焦です。

 

三焦は津液(しんえき=リンパ液)を調節する臓器ですが、実体はありません。

ではなぜ実体のない臓器に名前をつけたのか。

それは諸説いろいろありますが、この臓器がないと体の機能のすべてを説明するのに不自由だからです。

しかし実は実体がないのではなく、見つけることができなかったのです。それが松果体なのです。

あまりにも小さいため、さほど重要視されなかったのでしょう。

漢方では形よりも機能を追求したためでもあります。

 

津液は単なる体液として考えるのではなく、エネルギーを運ぶ物と考えられます。

エネルギーは単独では動けないので、それを運ぶ器が津液なのです。

三焦は上焦(横隔膜より上)、中焦(横隔膜から臍)、下焦(臍以下)の津液を司るといわれていますが、上焦とはエーテル体(魄)で、中焦がアストラル体(魂)、そして下焦がコーザル体(神)とメンタル体(意)の各エネルギーが対応します。

エーテル体(魄)は肺、アストラル体(魂)は肝、コーザル体(心)、メンタル体(意)は脾ですが、五臓の腎がコーザル体とメンタル体のエネルギーを供給しているので、下焦になるわけです。

 

すべてのエネルギー体にエネルギーを供給し調整しているのが三焦(松果体)で、そのエネルギー源は腎で造られています。

それを「精」と呼びます。精の最強の源(原料)になるのが鹿茸(ろくじょう:鹿の幼角)と松寿仙(しょうじゅせん:熊笹・松葉・朝鮮人参配合エキス)なのです。

自然治癒力を高めすべての病気の予防改善をするために、鹿茸や松寿仙を常用することをおすすめします。

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