中国産毒入り冷凍ギョーザ事件、有名ホテルの産地偽装問題、そして今回は期限切れの中国産鶏肉を使用したチキンナゲットが、大手ハンバーガーチェーン店やコンビニで売られていることが発覚。
そのたびにマスコミは大騒ぎしますが、根本的なことには触れないので、何度も同じようなことを繰り返しています。
これを機に、現在の食の実情をしっかりと把握してください。
今回発覚した中国での消費期限切れ鶏肉使用問題は、氷山の一角にすぎません。
鶏や豚、牛などの家畜は、低コストで早く成長させるために、狭い場所ですし詰め状態にします。特に鶏は劣悪な環境にさらされているため、病死する割合が高く、それを防ぐために大量の抗生剤が使われています。
もちろん成長ホルモン剤も。出荷の3日前にはこれらの薬剤の使用は禁止されています(日本では7日)。肉に残留しないようにするためですが、3日ですべて排泄することは不可能。
ましてやこの3日さえどこまで守られているかは不透明です。
なぜならその間、薬を使わないとどんどん鶏が死んでしまうからです。
そしてその病死した鶏の肉も先ほどのチキンナゲットには公然と使われていた形跡があるそうです。
では、チキンナゲット以外のハンバーガーやフライドポテトは大丈夫なのか。特に大手のMバーガーおよびMポテトは、常温で半年以上置いといても腐らないという品質保証付き。それだけ大量の防腐剤(人体に間違いなく影響のある)が使われているようです。