冷凍食品で多数の被害者を出し、大量の商品が回収されることになりました。
真相はまだ調査中ですが、この事件で感じたことは、いかに多くの冷凍食品が流通しているのかと。
ある自治体で小学生にアンケート調査をしました。
設問は2点、「食事のときに親にしてほしいこと」、そして「食事のときに親にやめてほしいと」。
一つ目の設問で一番多かった回答は「話を聴いてほしい」とありました。「今日ね、友だちにこんなこと言われて嫌だったんだよ」とか、「今日ね、学校に行きたくないの」というような話をする場所がない、相手がいないのです。
もう一つの設問で一番多かった回答は「時々でいいから冷凍食品を使わないで欲しい」でした。「時々でいいから作ってほしい」と思っているのです。手作りの料理を。けなげですよね。
こういう調査もあります。ユニセフが「世界中の子どもたちの幸福度調査」をしました。孤独を感じている子どもたちは、日本では3人に1人だそうです。食事を作るということに対して、親は、「忙しい」とか「大変」とか「面倒くさい」を言わないようにしましょう。