アストラル体というエネルギー体は、感情にとても左右されます。
特に怒りの感情に。人の体はいくつものエネルギー体におおわれています。
なぜなら肉体や心を動かすためです。物を動かすためにはエネルギーが必要です。
すべてエネルギーによって動いているのです。車はガソリンをエネルギーに変えて動きます。
家電製品は水力、火力、原子力発電で作られた電気エネルギーで動きます。
人の体も食べ物をエネルギーにして動いているのです。
このエネルギーは目で見ることはできません。
しかし確かにあって、動かす力を持っているのです。肉体も心もエネルギーで動いています。
それぞれに異なるエネルギーがあるのです。
心を動かすエネルギーがアストラル体です。漢方では魂と呼んでいます。
このエネルギー体はとても力が強く、特に怒りを伴う感情を持つと、とてつもない力となります。
むかしから激怒すると、人はどうしようもなくなり、とんでもない行動をとることがあります。
物を壊したり、人に暴力を加えたりと。アストラル体をうまくコントロールすることが、人としてとても大切なのです。
それを理性というのです。
人として生まれてきた以上、いかに理性を働かせるかがとても大切です。
子どもは理性がありません。だから感情のおもむくままに生きているのです。
大人になるにつれて理性がそなわり、心が安定してくるのです。
しかし、時に感情をあらわにすることもあります。
その時、いかに早く理性を働かせるかが、大人としての務めです。
大人になっても感情をコントロールできない人もいます。
そのような人は、周りの人から相手にされなくなるでしょう。