2019年2月のれいこん通信は生まれの目的についてです。
人は何のために生まれてくるのか、人それぞれにちがうということはわかっています。
でも、必ず目的を持って生まれてきているのです。
ただ、多くの人はその目的を知らずに生涯を終えています。
せっかく生まれてきたのに、知らずに終わってしまってはもったいないと思いませんか。
人は何度も生まれ変わると言われています。
その時、人はいつもどのような人生を送ろうか、ある程度のことを前もって決めてきます。
それは人それぞれにちがいますが、前世の経験を元に前世のやり残したことや、前世でできなかったこと、または前世と同じことをします。
そのため、時にはどうしてこのような人生になってしまったのかを悩んでしまうこともあります。
人は生まれる前にその人生の大きな目的を決めてくるのですが、多くの人は忘れてしまいます。
せっかく決めたことをどうして忘れてしまうのか、それは前世の記憶が残っていると今世の生き方に支障をきたすからです。
新しい人生は何もない所からスタートすることで、成長していきます。
前世の記憶が残っていると、何か迷った時に前世のことに頼ってしまうことがあるかもしれないからです。
人の心は弱いので、苦しいことや辛いことがあるとどうしても何かに頼りたくなるからです。そして生まれてきた目的も忘れてしまうのは、やはり悩んだり苦しんだりすることが少なくなってしまうからです。
人はいろいろと悩んだり苦しんだりすることで成長するのです。
しかし、せっかく決めてきた目的をすべて忘れてしまうわけではありません。悩み苦しむ中で、その目的が少しずつ見えてくるのです。
何も考えなければ見えてきません。
昔から人はいろいろと悩んできました。
人生とは何か、人は何のために生まれてきたのか、さらには人としてどうあるべきかをいろいろと悩む中で、それぞれの目的を見つけていったのです。
しかし、今の多くの人は毎日の生活に追われて、ゆっくり考える暇がありません。
そのため、何のために生まれてきたのかを知らないまま生涯を終えてしまう人が多いのです。
それでは何のために生まれてきたのかがわからないままなのです。
目的を知って生きるのと、知らないままで生きるのでは雲泥の差があるのです。
今、多くの人が目的を知らないまま生きています。
一人でも自分の生まれてきた目的を知れば、世の中はとても平和になっていくでしょう。なぜなら、目的を知れば無駄な争いがなくなるからです。
知らないから争うのです。目的を知るためには、ゆっくり考える時間を持つことです。
時には一人静に、携帯やパソコンなどはすべてOFFにして。
そして自分の心の奥をじっくり見つめてみるのです。本当にやりたいことは何なのかを。
すべてのしがらみを取り払い、ただひたすらやりたいことを考えるのです。
それをつづけていくことで、自分の生まれてきた目的を見つけ出すことができるのです。
それでもわからない時は、私を訪ねてきてください。
その目的をいっしょに見つけ出す、お手伝いをさせていただきます。きっと見つかるでしょう。
人はだれでも目的を持って生まれてきます。
その目的をいかに見つけ出すかも、人生の目的でもあるのです。
見つけ出すための過程が大切なのです。
何度も苦しみ、辛い思いをしないとなかなか見つけ出すことができません。
ある意味では山登りと同じで、苦しい思いをして初めて頂上からすばらしいながめを見ることができるのです。すばらしいながめこそが人生の目的です。
頂上にたどり着くには、それなりの苦しい思いをしないとできないのと同じです。
決してあきらめることなく、見つけるまで登ることが人生と言えるでしょう。