1)抗生物質を頻繁に服用する。
2)食品添加物が入った加工食品やインスタント食品をよく食べる。
3)野菜や海藻類にキノコ類、さらには和の発酵食品が少ない。
4)肉や揚げ物をよく食べる。
5)人工甘味料が入った物をよく食べる。
6)牛乳やヨーグルトなどの乳製品をよく食べる。
7)お米よりもパンや麺類をよく食べる。
8)冷たい物をよく食べたり、飲んだりする。
9)必要以上にたくさん食べる。
上記の項目をできるだけ改善していくと、腸内細菌のバランスが調っていきます。
多くの人が毎日物を食べて排泄します。人の力で消化できるのはおよそ半分、残りの半分は腸内細菌が消化しています。
近年、抗生物質の多用や食品添加物の多食、食の西洋化によって腸内細菌は著しく乱れてきています。
腸内細菌は単に食べ物を消化するだけでなく、免疫やさらには脳にも関係しています。腸は第二の脳と言われるぐらいです。
腸内細菌はおよそ500種類あると言われています。
いわゆる善玉菌と悪玉菌、そして日和見菌がいるのですが、多くの人は善玉菌が少なくなっています。それは上記に述べたことによるものです。
善玉菌が少ないと当然ながら悪玉菌が増えて、毒素を出したり、食べ物を十分に消化できなくなります。すると腸はダメージを受けて、ガンが発生したりします。
また免疫の力が乱れて、アレルギーを起こしたり、カゼやインフルエンザに対する抵抗力も低下します。
そして最近わかってきたことが、腸が第二の脳として働いているということです。
腸の働きが低下すると、うつ病や不安神経症、そして認知症などを悪化させることがわかってきました。
このことをしっかり認識しないと、いくら薬を飲んでも改善しにくいのです。
漢方では腸の働きを調えるパナパールや、善玉菌が喜んでくれる各種の糖類をたくさん含んでいるクオリ酵華(クオリコウカ)を使います。