1)冷たい物を年中食べたり飲んだりしている。
2)パンや麺類など小麦製品をよく食べる。
3)牛乳やヨーグルトなどの乳製品をよく食べる。
4)トマトやキュウリ、レタスなどを年中食べる。
5)砂糖が入ったものをよく食べる。
6)南国原産の果物をよく食べる。
7)痛み止めや抗生物質をよく飲む。
8)生魚や寿司などをよく食べる。
9)ストレスを抱え込んでしまい、いつも考え込んでいる。
以上が胃腸を冷やす要因です。胃腸が冷えるとしっかり食べ物が消化吸収できません。
できるところから少しずつ改善しましょう。
人の体を造っている元となるのは食べ物です。
その食べ物が十分に消化されて初めて血肉になっていくのです。
胃腸がしっかりしていないと、いくら食べても素通りしていくだけです。
多くの人の胃腸はストレスや冷たい物の食べすぎ飲みすぎで、知らず知らずのうちに弱っています。
胃腸が弱っていると、気力も弱ってきます。元気の源は食べ物から得ているのです。
「腹がへっては戦ができぬ」とむかしの人は言っていました。
いざという時はしっかり食べないと、力が出ないのです。
今の多くの人はいつでもどこでも食べることができるので、あまりお腹がすいたという思いをしません。
本来十分にお腹がすいてからしっかり食べると、消化吸収が活発になるのです。
十分にお腹をすかせて、お腹がなるぐらいにさせることが必要です。
またいつも食べてばかりだと、胃腸が休まることがありません。時には断食もよいでしょう。
今の人の胃腸は冷えている人が多いので、漢方では胃腸を温めてあげる薬を使います。
また弱っている胃腸を元気づけてあげる薬を。
それぞれに温石錠(うんじゃくじょう)、パナパールを使います。
胃腸は体の元です。すべての臓器の原動力を造り出します。胃腸が元気であることが、本当の意味での健康な状態なのです。