1)規則正しい生活を心がける。特に十分な睡眠を取るように。
2)ストレスをためないように。早めに早めに発散するように。
3)何でも抱え込まないように。人に頼めることはまかすように。
4)一つのことをいつまでも気にしないように。
5)汗が出るような運動を心がける。1日3000歩以上歩く。
6)よく笑うように心がけること。なるべく声を出して笑う。
7)グチや不満を言うのはほどほどにして、楽しいことを話す。
8)美味しい物は少なめに。特に甘い物はほどほどに。
9)早寝、早起きして、なるべく朝日を浴びるように。
以上の項目を少しでも多く実践していけば、更年期をスムーズに終わらせることができるでしょう。
女性ホルモンは7歳から50歳頃まで活発に造られます。50歳を過ぎると徐々に低下していきます。いわゆる更年期です。
この時、スムーズにいかない状態を更年期障害と言います。
さまざまな症状がありますが、特にのぼせや手足の冷えにしびれ、そして感情が不安定になります。
更年期にさしかかる年齢は、いろいろなことが重なります。
親の介護や子供の受験に結婚、そして孫の世話など。
ゆっくりしていられない人が多いのが実情です。そのためどうしても無理をしてしまうので、更年期を悪化させてしまうのです。
漢方では「血の道」と言って、むかしから更年期に対する薬がいろいろと考えられて来ました。
その中でも代表的なものがエッキ錠です。
ホルモンバランスと血液の流れを調えて、更年期をスムーズに終わらせてくれます。
40代半ばを過ぎたら飲み始めるとよいでしょう。そして精神的に不安定な時に救心感応丸氣(きゅうしんかんおうがんき)を使うとよいでしょう。
更年期はちゃんと対応すれば、必ず良くなる症状です。
そのためには漢方をしっかり飲んで、ストレスとなっているものを少しずつ減らしていくことが必要です。
すべて自分で抱え込まずに、周りの人の協力を受け入れるようにしましょう。